2017年11月15日
昭和56年の国際障がい者年を契機として、完全参加と平等をめざし「赤穂市国際障がい者年長期行動計画」が策定され、全市民が一体となって計画実現に向けて取り組み、障がい者問題が徐々に理解され、認識されてきました。また、平成16年6月に障害者基本法において従来の障がい者の日(12月9日)に代わるものとして、12月3日~9日までを「障がい者週間」と定められ、平成18年度には「支援費制度」の課題などを解決するために「障害者自立支援法」が制定されました。平成25年4月からは「障害者総合支援法」が施行され、さらなる制度の充実とともに、障がい者が地域で安心して暮らせる社会の実現を目指しています。
障がい者の住みよいまちづくりのためには、今日の“無縁社会”と呼ばれる社会状況を私たち一人ひとりが改めて問い直し、世代や地域を越えた多様な縁に支えられながら、お互いの存在を認めあい、ともに支えあう社会を築いていく必要があります。
そこで、市民一人ひとりが障がい者問題を身近なものと考え、家庭や地域の中で、助けあい、励ましあい、ともに生きる喜びを実感できる社会を創造するために、「障がい者週間ともに考える市民のつどい」を開催します。
日 時 12月9日(土)午後1時30分~4時
場 所 赤穂市総合福祉会館 3階集会室
対 象 市 民
主 催 赤穂市社会福祉協議会
内 容
・オープニング さんぽみち
・記念式典 表彰 福祉作文入賞者
発表 福祉作文大賞(小学生の部・中学生の部・高校生以上の部)
・記念講演
「心のバリアフリーを目ざして~私達が 今すぐ できること~」
講師 NHK手話ニュースキャスター/人権教育・啓発講師 中野 佐世子 氏
詳しくは、赤穂市社会福祉協議会(42-1397)までお問い合わせください。